JP2010 印刷産業機械展

昨年に続いて、今年もインテックス大阪で開催されたJP2010を見学にインテックス大阪に向かった。昨年はとにかく新しいヒントを求めてという感じだったのだが、今年はある程度テーマを絞って見学することにしていた。

ATC(アジア・トレーディング・センター)に車を駐車して(一日800円)、大阪市役所支所と化しているWTC(ワールド・トレーディング。センター)を通り抜けて会場へ到着した。
JP2010 会場
 なにやら人通りが少ないと思いながら会場に入ったが、それもそのはず。昨年は新型インフルエンザの影響でギャラリーが少ないのかと思ったが、今年はその影響もないのに会場数が昨年の4会場から1会場へ大幅に縮小されていたのである。
 昨年も記述した覚えがあるが、この業界の現在の状況を改めて再確認するとともに、昨秋、東京ビックサイトで観た展示会の盛況振りと対比すると、大阪の凋落振りを見た気がした。

 さて、寂しい会場ではあったが得るべきものは確実にあったと思う。大型の機械の展示こそなかったもののこの業界での新しい試みや、新しい技術の応用がそこに見られた。
JP2010 展示
 上の機械は自動スクリーン印刷(シルク印刷)。この形式の全自動形式の機械は初めてみたが、給紙から印刷、熱乾燥、紙そろえが一貫して行われる。これによりフォノグラフ3D印刷や無色のインクを載せることで立体感のある仕上げが出来るものだ。今回の展示会で面白かったのががUVインクとUVコート。速乾性のインクなので重ね加工が簡単で、これまで出来なかった表現が可能となり、今後の特殊印刷の主流になると感じさせられた。ただし、新たな巨額の投資が必要とはされる。

 私が見たかった分野にはいくつかのメーカーから様々なアプローチでの展示がなされていた。ある一定の手ごたえがあったものの、トータルとしての提案がなされていなかったのが残念であった。今後はより具体的に検討を重ね、今の市場とのニーズの合致を考察していくことが今後の宿題であると感じた。
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前野紙業株式会社の経営者。
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