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ステッチ作業 ~ダンボール編
前回は紙箱のステッチ作業についてご説明差し上げたが、今回はダンボールでのステッチ。
ダンボールの世界でもステッチ作業というのはかなり少なくなってきた。理由は紙箱と同じである。さらにダンボールの場合は貼り合わせるボンドの性能向上が大きな役割を果たしたともいえる。旧来のボンドと比べて近年のものは速乾性も優れ、ダンボール紙が表面剥離しない限りは剥がれないほど強くなっているのである。しかし、ふた式の簡易ケースや特殊な形状の箱ではまだまだステッチは必要であるし、金属製品をバラ詰めするようなケースにおいては耐久性の面でステッチに対する需要はなくならない。
このようにダンボールのステッチは斜めに打たれるのが一般的である。ダンボールシートがシングル(1層)の場合は1本、ダブル(2層)の場合は2重に打つ場合が多い。
ステッチャーは弊社で使用しているものは少々古いタイプだが、構造的には紙器用のものと基本的には変わらない。
ワイヤーは上がダンボール用、下が紙器用。紙器用が0.8㎜程度だがダンボール用は2.5㎜程度ととても太いことがわかる。
最近ではこのステッチの代わりに大型のミシンのような糸でとめるタイプの機械が開発されてきた。今後、このステッチはどうなってゆくのだろうか?恐らく衰退してゆくことは間違いないところであろう。
ダンボールの世界でもステッチ作業というのはかなり少なくなってきた。理由は紙箱と同じである。さらにダンボールの場合は貼り合わせるボンドの性能向上が大きな役割を果たしたともいえる。旧来のボンドと比べて近年のものは速乾性も優れ、ダンボール紙が表面剥離しない限りは剥がれないほど強くなっているのである。しかし、ふた式の簡易ケースや特殊な形状の箱ではまだまだステッチは必要であるし、金属製品をバラ詰めするようなケースにおいては耐久性の面でステッチに対する需要はなくならない。
このようにダンボールのステッチは斜めに打たれるのが一般的である。ダンボールシートがシングル(1層)の場合は1本、ダブル(2層)の場合は2重に打つ場合が多い。
ステッチャーは弊社で使用しているものは少々古いタイプだが、構造的には紙器用のものと基本的には変わらない。
ワイヤーは上がダンボール用、下が紙器用。紙器用が0.8㎜程度だがダンボール用は2.5㎜程度ととても太いことがわかる。
最近ではこのステッチの代わりに大型のミシンのような糸でとめるタイプの機械が開発されてきた。今後、このステッチはどうなってゆくのだろうか?恐らく衰退してゆくことは間違いないところであろう。
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